【桜島】大噴火の記憶を残す!「黒神埋没鳥居」

西郷どん
西郷どん

ここは、桜島が大噴火をした様子が、良く分かっ場所じゃ。

2m 以上、火山灰が降ったちゅう事が、はっきり分かっど。

つん
つん

実際にこうやってみると、本当に自然災害って怖いですね・・・

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黒神埋没鳥居 へのアクセスや詳細情報

住所 鹿児島市黒神町 647
問い合わせ先 TEL:099-298-5111(観光交流センター)
定休日 年中無休
駐車場 駐車場:あり(7 台)
アクセス 車:桜島港より約 30 分
バス:「黒神中学校前」下車、徒歩 1 分(桜島港より、約 45 分)
マップコード マップコード 393 595 660*71
地図

黒神埋没鳥居とは

大正噴火で埋没した腹五社神社の鳥居

大正 3(1914)年の大噴火で埋没した「腹五社(はらごしゃ)神社」の鳥居。

黒神中学校の隣にあり、現在は、県の天然記念物に指定されています。

もともとは、高さ 3m あった鳥居ですが、大正噴火の火山灰で埋まってしまい、今は、上部の約 1m だけしか見る事ができません。

六十余州名所図会 大隅 桜島 - 歌川広重

上の絵は、歌川広重が、桜島を描いた「六十余州名所図会 大隅 桜島」です。

見て頂ければ分かると思いますが、桜島も、大隅半島とは繋がっておらず、島でした。

大正噴火で、噴出した大量の火山灰・軽石は、上空 8000m 以上まで上昇。

この噴火は、1ヶ月にわたり、計 30 億トン以上もの溶岩が噴出、桜島の 8 つの集落が埋没しました。

そして、完全な島だった桜島は、この時に流れ出した溶岩で、大隅半島と陸続きになりました。

陸続きになって、まだ 100 年ほど、つまり、西郷隆盛や大久保利通などが生きていたころは、まだ、島でした。

この噴火後、住民は、灰の下に完全に埋まってしまった神聖な神社の本殿と、この鳥居を掘り起こそうとしました。

しかし、当時の村長・野添八百蔵氏が

「後世に噴火の記憶を残そう」

と判断し、噴火直後の姿が、そのまま現在に残されています。

世界中、どこに行っても観ることの出来ない貴重なスポットです。

1 度見てみると、自然災害の恐ろしさを肌で感じる事ができ、非常に良い経験になると思いますよ。

人気のインスタ映えスポット

背丈よりも低い鳥居。

今は、その珍しさから、インスタ映えスポットにもなっています。

鳥居の隣には、樹齢 100 年以上とも言われる、奇跡的に生き残ったアコウの老樹が、石垣に根を張っています。

近辺には、当時の様子や各種資料も展示されています。

黒神埋没鳥居 プチ情報

パワースポット・腹五社神社

学校の隣に駐車場がありますが、そこは有料です。

道路を挟んで、斜め向かいに公共の無料駐車場があります。

あと、この鳥居の先に進むと、新たに本殿の真上に建てられた「腹五社(はらごしゃ)神社」の社殿があります。

「腹五社(はらごしゃ)神社」は、桜島の鎮守として月読命(ツクヨミノミコト)などをお祀りしています。

そして、鹿児島のパワースポットと言われている神社なので、ついでに、お参りされては如何でしょうか?

西郷どん
西郷どん

こん場所は、きれー掃除がしちあっどが。

つん
つん

そうですね!

西郷どん
西郷どん

こん鳥居近辺は、近くの黒神中学校の生徒さんたっが、掃除をしてくれちょったっど。

つん
つん

こういった世界的に見ても、珍しい歴史を伝えるものを大事にしてもらえるのは、非常にありがたい事ですね。

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